2021/02/02 22:00

ニンニクを植えてわかったことがあります。

私がニンニクを栽培しているのは
丹波市市島町というところで有機の里と呼ばれています。

有機栽培が盛んですが、田舎なので畑の物を狙って
いろいろな生き物がやってきます。

虫などは当たり前です。

イノシシがやってきます。
こいつに荒らされたらもう畑は
ブルドーザーでひっくり返したようになります

鹿がやってきます。
動物園や奈良公園、広島の厳島神社にいる
鹿とは全く違います。

もう、なりふり構わず畑に入って
野菜などを食い荒らします。
ぶどうだって食べます。

ハタネズミは畑にいる小さいネズミで
穴を掘ってモグラのように土の下に
生育しているものを食べます。
あっちこっちにモグラみたいに
穴があります。

他にもいろいろいて
自然動物公園さながらです。

そうして、これらの
いわゆる害獣と言われるものから
日夜栽培したものを守るために
柵をしたりします

これだけでも大変です。

ところが、ニンニクは
これら害獣が見向きもしない野菜なのです。

葉っぱも地中にできるにんにくも
その成分が強すぎて生で食べようなんて
勇気のある動物はいません。

そのままでは旨くないようです。

ですから、植付けから生育して収穫まで
それらの心配はいりません。
無敵ですね
虫さえあまり寄ろうしません。

ところが、菌類はそう言うことに
お構いなしで蔓延したりします。

これをいかに抑えるかで
いいにんにくができるできないが
決まります。

一般的には農薬を使ったりする場合も
ありますが夢の塾アン農園では
そういうものを一切使いません。

菌には自然にある良質の菌を対抗策として
戦わせます。

そして、ニンニクをまもるのです。

そのニンニクを使って作る
熟成黒にんにくがおいしくなるわけですね。