2021/02/21 22:00

ニンニクは通常、鱗片というものが集まって一つの球になっています
この一粒ずつがニンニクなのです。

その集まっている中心に軸があります。

通常お店で売っているものはこの軸が短く切ってあります。

そして、この軸は着られる前はずーっと伸びて花芽と
葉っぱになっていました。
厳密には鼻目につながっていてその周りを葉っぱが
取り囲んでいるという状態です。

この軸、実は収穫した後に重要な役割を持っています

それはニンニクの乾き具合をチェックする部分。

ニンニクは収穫した後すぐには使いません。
ある程度乾燥させて保存できるようになります。

その乾燥度合いがこの軸の乾き具合で
わかるのです。

だいたいは総重量を計っておいて
乾燥してからの重量を見ながら
その乾燥度合いを見ます。

でも、一個ずつの乾燥度合いは
この軸の部分で確認するのです。

乾燥してないままにしまい込むと
カビが発生する場合があります。

切り取られた軸ですが
ちゃんと役割があるんですね。