2021/02/28 22:00
以前、ニンニクの畑には鹿もイノシシも基本的には興味がない
というか、その匂いが独特なため葉っぱも、ニンニク本体もたべないと
いうお話をしました。
確かにその通りで、虫もあまりいません。
つまりはニンニクのあの独特なにおいが動物にはうれしくないのでしょう。
一方、獣害を避けるために、忌避材料というものがあります
動物が嫌う臭いなどを畑の周辺につけておくと畑に入ろうとしない。
これが、例えば虎のおしっことかオオカミのおしっこなどを
加工したものがあったりします。
そして、もう一つ、ニンニクの入ったものがあったりするのです。
ニンニクのエキスだろうと思いますがその色は茶色と言うか黒と言うか。
やっぱりそうやって使われることがあるのですね。
それだけの臭いがするにんにくですが、熟成黒にんにくにすると
ほとんど臭いません。
加温することでメイラード反応がおこり、茶色から黒へ色が
かわります。
そして、におい成分は抑えられていくのです。
しかしながら釜から出したての夢の塾アン農園の
熟成黒にんにくはまだ、湯気が立ち上がっているものもあります。
そして、その湯気は芽が痛くなるほどの成分を放出しているのです。
数日、外気にさらすことでそれは収まるのですが。
獣害たいさくに効くのがわかる気がします