2021/10/28 22:00

いろいろな料理にいろいろな薬味が使われます

ときどき、なんでこの薬味を使うんだろうって
思うことがります

その中の一つが

カツオのたたき

大好きな物の一つです
このカツオのたたき
表面を藁であぶって生焼けにして
にんにくの薬味をつけて食べます

むっちゃおいしいですよね

高知の方からお取り寄せして食べたりしますが
なぜ薬味がニンニクなのか

おいしいから?
それはそうかもしれませんが
きっと何かわけがあるのです

で、調べてみると
今の時代ではない大昔
江戸時代とかの話です

つまりは生の魚とかは当時は冷蔵冷凍の技術が
無かったので傷んでしまって食べられない
もしくは食べたらえらい事になっていた
のだそうです

なので禁止になっていたこともあるとか
カツオは高知のものですから
江戸に運ぶこともなかなか難しかったのでしょう

そして、いざ食べられたとしてもちょっと不安
とりあえずサッとあぶって表面の菌を殺して
最後は殺菌力の強いにんにくで殺菌して食べる

たぶんこういうことではなかったかと思うのです

いずれにしてもいまでは輸送性もよく冷凍冷蔵技術も
発達しているので鮮度の良いものを日本のあちこちで
食べられるようになりました

そして、ベストパートナーのにんにくは
殺菌と言う役割よりもよりおいしくする薬味として
傍らに添えられているってわけですね